編集後記:2016年春の出来事
「進捗いかが?」「熊本地震と僕なりの支援活動?!」
編集スタッフによる季刊雑文の12回目。今月はBuild Insider編集長いっしきより「熊本地震と僕なりの支援活動?!」と、@IT Insider.NET編集長かわさきより「進捗いかが?」の話を。
明日からGWですね。今年は5月2日(月)と6日(金)に休みを取れば10連休と、かなりの良い日の組み合わせ。旅行などいろいろな楽しい休日計画を立てられていることと思います。リフレッシュできたら、GW明けからまた頑張りましょう! Build Insiderではずっと準備を進めてきたスポンサーゾーンという施策がGW明けの5月中旬からようやく始まります。ということでわたしたちもGW明けから本気出しますよ(笑)。
さて、今回も@IT Insider.NET編集長(本サイト編集部員)のかわさきしんじと、本サイト編集長(Insider.NET編集部員)のわたくし、一色政彦(いっしき)の2人が書きました。
かわさきしんじ: 進捗いかが?
いやー、Build 2016からのXamarin Evolveからの5月末のde:code 2016と怒涛の日々が続いていますね! といっても、ボクはXamarin Evolveについては田淵さんのまとめ記事を拝見しただけなんですが(とてもよくまとまっていてありがたい!)。マイクロソフトがXamarinを手に入れたことで、Visual Studioの本格的なクロスプラットフォーム開発環境への変貌がますます加速しているようです。de:code 2016ではJavaScriptなどのWeb標準技術と並んでC#/Xamarinな世界にも要注目でしょう(Insider.NETではなぜか最近、C#よりもJavaScript周りの記事が多くなっていますが、C#/Xamarinの記事についても力を入れていきたいと思っております)
そういえば、Insider.NETでは、Dev Basics/Keywordというキーワード解説記事を連載していますが、そこではプログラミング言語の紹介を皆さんによく読んでいただいているという結果が出ています。個人的には「みんな、言語が好きなのねぇ」と感心しきりです(えっと、それは自分もかな)。とはいえ、メジャーな言語でまだやっていないものも少なくなりつつあり(Perl、PHP、Golangとかですかねぇ)、頭を悩ませているところです(Pascalとかまで取り上げた方がよいのかしらん)。ちなみに言語関係では「R Tools for Visual Studioの記事」も結構読んでいただけました。
言語関係というわけではありませんが、「Visual Studio Tools for Apache Cordovaの記事」や「Microsoft Bot Frameworkの記事」のPVが伸びたところを見ると、開発者の皆さんが新しいものをどんどん勉強していこうという雰囲気が伝わってきます。そして、Visual Studio Codeの記事。これはすでに定番記事として読んでいただいているもようです。頻繁にリリースされるプロダクトなので、アップデートが大変なのですが、いつまでも皆さんに読んでいただけるようにしていきたいと思っています。
最後にサッカーのお話も。わがチームは内容が伴わなくとも勝点を何とか拾わせていただきながら、どうにかこうにか残留への道筋を固めようとしている状況。いつもお世話になっている方が応援しているC葉先輩は調子が上向きなのか、横ばいなのか、はたまた下向きなのかハッキリしません(C葉だけにチョウシは何とかなるだろうと思うんですが、そうでもないのね)。そういうわけで、わがチームについては生観戦+Jリーグオンデマンドで、C葉先輩については結果を、いつもハラハラドキドキしながら見守っているところです。
というわけで、明日からは(人によっては、この記事が公開されるころからは)ゴールデンウイークですね。よい休暇をお過ごしください!(Microsoft Bot Frameworkでボットを作ってみるのはいかが?)
いっしき: 熊本地震と僕なりの支援活動?!
めっきり春ですね。むしろ「暑い」と感じる日もあるくらいです。スギ花粉のピークも終り、体調もかなりよくなってきました。えぇ、僕はスギとヒノキのひどい花粉症で、毎年2月ごろからつらくなり、今年の3月は集中力が持続できないくらいひどくなったうえに、同時に風邪も引いたので、毎年楽しみにしている花見にも行けませんでした……。治ってきたのは4月中旬と最近になってからです。やっぱり、このページのリード文に書かれているように「GW明けから本気出さないと」ですね。
「おい、最近、新しい技術の記事が少なくてコンテンツがつまんねーぞ!」というお叱りの言葉をつい先ごろ読者からいただきましたが、確かにルーチンのTIPS以外は新記事が少なくなっているので、やっぱりGW明けから頑張らないとですね(汗)。もちろん何もしてないわけではないのですよ。機械学習やらDevOpsやらARやら企画して記事化を進めており、GW明けには公開できる見込みです。あと最近は、特に目立って面白い新技術が少ないと感じており、新しいビッグな注目技術の登場を期待して待っているというところもあります。
さて、4月14日に「平成28年(2016年)熊本地震」が発生しました。こんな場所からで恐縮ですが、被災された方々にお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。震災後から、熊本産のものを買ったりなど、僕が日常の中でできる範囲で応援させていただいており、今後も続けていこうと考えています。あと脱線しますが、地震(前震)が発生したその日に公開した「C# 基礎文法【6.0対応】 ― 1回完結の最速再入門!」はリファレンス資料として良い出来です。筆者も編集者もかなり頑張ったコンテンツなので、C#の初心者や久しぶりに使うようなタイミングでぜひざっと全ページ一通りチェックしてもらえるとうれしいです(※全部読み通すのに、ざっとなら10分、丁寧に読んでも30分くらいだと思います)。
今回の震災の報道で、パン・アキモトの「救缶鳥プロジェクト」の缶詰パンが配られているのを見ました。このプロジェクトは、災害・有事の際の緊急食料として家庭に備蓄しておくためのパンで、「缶詰でもおいしい(といわれている)」という特徴と、3年間の賞味期限のうち残り1年になったら義援物資として災害地や飢餓で苦しんでいる人に送ることができるというメリットがあります。回収費用は0円というか、むしろ回収+次回購入時に気持ち分(1缶100円程度)の割引もしてくれます。食料備蓄として自分の役に立つだけでなく、困っている人の役にも立てるというコンセプトが気に入って、2年前に購入しました。ということで、今ちょうど回収&次回購入の時期なんです。で、今回は「救缶鳥 Jr.」(24缶)を購入しました。回収はこれからです(※救缶鳥のご購入に興味のある方へ: 初めて購入される方でも「わたしからの紹介」という形で「救缶鳥Jr.」を購入することにより、期間限定の「救缶鳥乗換キャンペーン」の対象になり、試食用の2缶をゲットできます。ちなみに紹介者となるわたしは500円分のQUOカードがもらえます。自分にもメリットがあるので恐縮ですが良かったら、会員番号「160177」が記載されているExcelファイル/PDFファイルの会員専用注文書をダウンロードして必要事項を記載し、Eメール()もしくはFAX()でご注文をお送りください。救缶鳥受付担当者がご注文を確認後、ご注文者様にご注文内容の確認のご連絡が届くという流れになります)。
僕は福岡出身で実家は福岡県遠賀郡(北九州市の隣)にあります。震源地から離れているので実家と家族は何もなく無事だったようです。今、僕は東京都民ですが、先週の日曜日に池袋に行くと、あらゆる場所で街頭募金を呼び掛けていました。ああいうのって、どこまで信用できるのですかね。昔、ハワイで「募金活動している」と言われて、僕は「怪しさ満点だ」と思ったので拒否したのですが、妻(当時は交際相手)は旅行で浮かれていたのか募金していました。帰国して検索してみるとやはり詐欺でした……苦い思い出です。そんな経験もあるのでやっぱり街頭募金は一切信用できないし、「どうやってお金が使われ、募金を呼び掛けている人の所属がどうやって保証されているのか」を明確に示してくれなければお金を渡す気にはなれないです。唯一、街頭であっても、僕が募金しているのは盲導犬だけです。詐欺のために盲導犬を育てたり入手したりするのはかなりのコスト高だろうし、なかなか詐欺は難しいと思うからです。
ある意味、僕はケチです。街頭募金や大きな金額の募金には躊躇してしまいます。でも僕にもできる最低限の寄付活動は「日常からしたい」と思っていて、かなり昔から毎日、自然体で募金活動をしています。この話を人にするのは初めてですが、それが「ユニセフVISAカード」を使うことです。このカードは、利用のたびに、その利用代金の一部が自動的に日本ユニセフ協会に寄付されるという仕組みになっています。で、毎日の食料品などのお買い物にこのカードを使っているというわけです。
もともと昔はVISAカードを所有していて、カード整理のタイミングでこのカードに切り替えました。同じVISAが発行するカードを使いたかったのですが、ユニセフVISAカードはそんな自分のニーズにピッタリでした。ちなみに旅行好きなので、旅行関連にはAMEXのプロパーカード(=VISA/AMEX/Dinersなどの国際ブランドが自ら発行しているカード)を使っています。
ただしこのカードで気になるのが、日本ユニセフ協会が「寄付から中抜きしている営利企業なのではないか」とネットで批判されていることで(※日本ユニセフからの反論はこちら)、詳しいことはよく分からないし、グレーな印象なので気が進まないというところもあります。かといって同じ形で楽チンに寄付活動ができるものはないし、当面、こういう形で寄付活動するのが僕の性(しょう)に合っているのかと感じています。
まぁでも、寄付とかは気持ちですよね。できる人ができる範囲でやればいいし、やりたくないならやらなくてもいいんですよね、って思います。
P.S. 「週刊マイ3Dプリンター」……えっ? また次回に続く……(写真うpまだぁ? by かわさき)
※以下では、本稿の前後を合わせて5回分(第10回~第14回)のみ表示しています。
連載の全タイトルを参照するには、[この記事の連載 INDEX]を参照してください。
10. 「正直、ネタに困っている」「ここ20年で一番プライベートが忙しかったかも」
編集スタッフによる季刊雑文の10回目。今月はBuild Insider編集長いっしきより「ここ20年で一番プライベートが忙しかったかも」と、@IT Insider.NET編集長かわさきより「正直、ネタに困っている」の話を。
11. 「映画見てますか?」「GitHubでの記事編集と、スポンサーゾーン(タイアップ記事枠)の新設」
編集スタッフによる季刊雑文の11回目。今月はBuild Insider編集長いっしきより「GitHubでの記事編集と、スポンサーゾーン(タイアップ記事枠)の新設」と、@IT Insider.NET編集長かわさきより「映画見てますか?」の話を。
12. 【現在、表示中】≫ 「進捗いかが?」「熊本地震と僕なりの支援活動?!」
編集スタッフによる季刊雑文の12回目。今月はBuild Insider編集長いっしきより「熊本地震と僕なりの支援活動?!」と、@IT Insider.NET編集長かわさきより「進捗いかが?」の話を。
13. 「やっちまった……」「北九州チャンポンという新ジャンル?! + ついにマイ3Dプリンター(idbox!)が完成」
編集スタッフによる季刊雑文の13回目。今月はBuild Insider編集長いっしきより「北九州チャンポン&3Dプリンター」と、@IT Insider.NET編集長かわさきより「やっちまった……」の話を。
14. 「やばい、やばい……」「北陸新幹線で行った金沢&福井への旅行記」
編集スタッフによる季刊雑文の14回目。今月はBuild Insider編集長いっしきより「北陸新幹線で行った金沢&福井への旅行記」と、@IT Insider.NET編集長かわさきより「やばい、やばい……」の話を。